とみしろ教室には英語科の教員免許を持ったスタッフがおり、定期的に英会話を活動内容に取り入れています。季節のイベントに英語を織り交ぜるなど、子どもたちの興味に合わせてプログラムを構成しています。ただ発音の復唱をするだけでなく、自己紹介などの対話や自分の考えを発言する場も取り入れ、コミュニケーション能力のアップを目指しています。
《ケース》 自分から言葉で考えを伝えられるようになった！
できない自分を周囲に見られることが恥ずかしいと、人前で自分の思いを伝えられなかったAさん（小学5年生）。発表や音読がとても苦手で、自分から進んで取り組むことはありませんでした。英会話教室に参加したての頃は、間違うことを恐れ、単語の復唱も小声でした。学校の国語の授業では、同級生との遅れを感じて消極的な姿勢ですが、英語はこれから習い始める子が多く、同じスタートラインであるということに気づいたAさん。すると、自信のある質問には自ら挙手をして答えることができました。たとえ言い間違いをしても誰も怒らず、からかうこともない。純粋に英語を楽しむお友だちの背中に押され、徐々に間違いを恐れずに発言することが増えてきました。その積極的な姿勢は英会話教室だけにとどまらず、帰りの会などの大勢の場でも発言が増えています。
スタッフの話す英語を見よう見まねで話すことで、言葉を出すことの恥じらい、抵抗感を和らげることができました。また、“間違えてしまったけど楽しい”という気持ちの切り替えもできるようになりました。
